避妊具には「コンドーム」や「ペッサリー」などの他に「子宮内避妊用具(IUD)」というものがあります。子宮内避妊用具で有名なものとしては避妊リングがあります。当サイトでは、避妊リングの使用方法や効果について詳しくご紹介いたします。

避妊薬のプロゲステロンと偽薬について

経口避妊薬、いわゆるピルの内容というのは、エストロゲン、日本語で卵胞ホルモンとよばれるものと、プロゲステロン、日本語で黄体ホルモンとよばれるものからなりたっています。
経口避妊薬は、毎日欠かさず飲み続けることによって、排卵であったり、子宮内膜が厚くなったりすることが抑制され、ほぼ確実ともいえる水準で避妊の効果があらわれるものです。
そして、その効果というのは主にエストロゲンによる力ということができますが、このエストロゲンだけを用いて製剤したものを服用すると、さまざまな副作用にみまわれる可能性があります。
これは経口避妊薬が世界ではじめて開発されたときにも問題となったことですが、たとえば吐き気、嘔吐、頭痛、下腹部痛、血栓症など、主にホルモンバランスが体内で変化することにともなう症状が深刻で、女性にとってはかえってつらい選択となったのです。
そのため、現在一般に流通している低用量ピルとよばれる製品では、錠剤中のエストロゲンの量を50マイクログラム以下に制限するとともに、あわせてプロゲステロン、黄体ホルモンを追加した合剤とすることによって、深刻な副作用から女性を守っています。
また、経口避妊薬というのは、生理周期に同じく28錠入りでひとつのパッケージになっていますが、実は最後の7日間分については、偽薬、プラセボ錠などとよばれる、なにも有効成分が含まれていない錠剤です。
この7日間については、あえて経口避妊薬を服用しなくても効果が発揮されている期間ですが、効果の持続は7日間を経過後に、ふたたび新たなパッケージの錠剤を服用しつづけることが前提となっています。
新たなパッケージの切替時に飲み忘れがあると、もはや効果は持続しなくなってしまいますので、飲み忘れ防止のため、あえて偽薬を入れて1日1錠の習慣をそこなわないようにしているのです。